WooCommerce Product VendorsとMarketplace for WooCommerce/マーケットプレイスをどう使うか次第

マーケットプレイスについてはこのサイトでも、メインサイトでもたくさん取り扱ってきました。どれも素晴らしいですが、今の気分としては

MarketKing
Dokan
WCFM

の順番で使いたいかなぁという心境です。

機能の差というよりは、マーケットプレイスなので、会員(ベンダー)が使いやすいものがいいという基準からです。難しいと感じたらアウトです。

実際に多くのマーケットプレイスを手掛けてきましたが、とても大事な点として、あなた(管理者)が使える機能(プラグイン)だからといって、ベンダーも使えるというわけではないということです。

WooCommerceには膨大なリソース、様々な機能拡張があるので

マーケットプレイスにすれば

予約
オークション
卸売り
クラウドファンディング
サブスクリプション
寄付
見積り

などなど、いろんなタイプのマーケットプレイスが作れるぞ、とおもうかもしれませんが、それは主に管理者(運営者)は使えても、ベンダー(会員)まで使えるわけではないという事です。

もちろん、使えるものもあります。WCFMはサブスクリプションもカバーしています。
そして有料版にすれば使えるようになるモジュールなどもあります。

WooCommerce Product Vendorsは今まで紹介してこなかったですが、WooCommerce公式のマーケットプレイスプラグインです。

https://woocommerce.com/de/products/product-vendors/

なぜ紹介しなかったかといえば、

MarketKing
Dokan
WCFM

らに比べ、機能が劣るからです。

一番の違いは、ベンダー用のダッシュボード(マイページ)がありません。
ベンダー紹介ページもありません。ベンダーの商品だけ表示する機能はあります。

ベンダーもWordPressの管理画面を使います。しかしベンダーが必要なメニューだけになっており、その他のメニュー項目は表示されないので、セキュリティ的には問題ありません。売り上げや出金などもベンダー向けになっているので迷うことはありません。

コミッション、出金方法は、手動かPayPalしか用意されていません。

などなど、あえてこれをお勧めする必要がないので紹介を省いていました。

しかし、WordPressの管理画面を使うということは、WooCommerceの膨大なリソース、様々な機能拡張をベンダーも使うことが出来るという事です。どのような機能拡張を使うかによりますが、商品データを選択して使うような機能拡張は全て使えるようです。

参考
https://seven2.mixh.jp/shop/

オークション
クラウドファンディング
予約

のマーケットプレイスです。
その他も必要なものは追加できそうです。

結局

MarketKing
Dokan
WCFM

これらには高度なベンダー専用のダッシュボード(マイページ)がついていますが、商品登録はWooCommerceと同じなので、WordPressの管理画面を使うのと大差ないといえます。専用のダッシュボードがないとダメというわけではありません。WordPressの管理画面自体をおしゃれにするプラグインなどもあるので、そのようなものを使えば専用のダッシュボードのようにみえるかもしれません。

WordPressの管理画面を使うからこその強みがWooCommerce Product Vendorsにはあります。
WooCommerceの膨大なリソース、様々な機能拡張をベンダーもそのまま使えるというメリットです。

WooCommerce Product Vendorsは有料のプラグインですが

Marketplace for WooCommerce

こちらは無料なのに、WooCommerce Product Vendorsにかなり近いです。
もっと機能が少なく、あっけないほど簡単です。

しかしマーケットプレイスの機能はきちんと実現します。そしてWooCommerceの様々な機能拡張をベンダーもそのまま使うことが出来ます。

WooCommerceの様々な機能拡張をベンダーも同じように操作できるかどうか

です。

予約機能などは素晴らしいですが、運営者だって使いこなすのが難しいです。だからあまり積極的に宣伝していません。

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