WooCommerceが面白いのは膨大なプラグインがあり、自分好みにあわせて色々なカスタマイズが出来るからです。
そのようなプラグインやカスタマイズは、自分にとっては必要でも、他の人には不必要なものもたくさんあります。その逆も然りです。
デジタル製品やバーチャル製品などを扱う場合は配送も税金も必要ないですし、数量というのもいらないとおもいます。複数の製品やサービスを同時購入するなどあまり考えられないからです。決済フォームに住所も電話番号もいらない。予約サービスなども複数同時購入はほぼないだろう。
そんな時に、購入ボタンを押してしまえば、カートをとばしていきなりチェックアウト画面に入ってくれるプラグインが
Direct Checkout for WooCommerce
です。同じ目的のプラグインは他にもあるとおもいます。
購入までの流れが短縮できて効率的だと重宝していましたが、ある時期更新で動作がおかしくなってしまいました。購入画面に遷移しない。致命的です。みんなに共通ではなく特定の環境で起きる、他のプラグインとの干渉だったのかもしれませんが、起きてしまったのは事実です。今はさらに更新されて直っているとおもいますが、一度こういう経験をするともう二度と使いたくありません。
機能していたのに機能しなくなった
ネットショップなのに購入できない
というのは致命的です。
しかも、壊れているとはしらずずっと放置していました。かなり時間が経ってから気づきました。
「昔は動作していたのにおかしくなった」
こういうことはワードプレスではよく起こります。常にバージョンアップを繰り返しているからです。それが宿命というくらい永遠です。
WooCommerceには標準機能で、購入ボタンを押したらカートに遷移するという機能がありました。
これで十分です。
いつか動作しなくなるかもしれないプラグインを入れるよりずっとマシです。
しかし、同時に複数購入が期待できるショップや、普段使い慣れたショップはカートに遷移せず、買い物を続ける仕様が当たり前だとおもうので
自分は使うが相手には決して勧めない、黙っていた方がいい。
といえます。
教えたり導入するとかえってややこしいことになる
そんなことがたくさんあります。
カートに追加されてもカートページがどこにあるのかよくわからない、カートアイコンなどないテーマも多いので、購入ボタンを押したらカートページか購入ページに遷移する、この方が万人にはわかりやすいと、私個人は感じます。しかし他者の意見は違うかもしれない。
例えば会員サイトでは各会員にスイッチできるUser Switch的なプラグインが重宝します。会員側の動作検証などで便利です。しかしこれを入れたまま納品すると「これは何ですか?余計なものはいれたくない」と言われたりします。便利な追加機能は削除した方がいい。必要な人だけが自分で導入すればいいのだと悟りました。
言いたくても黙っていた方がいいことがたくさんあります。