自分用の備忘録として書きなぐっておく。
だから読みにくいだろうし、ごく一部の人にしかわからない内容になる。
サイトの機能として掲示板(bbs)というのは定番だ。
規模の大きなサイトではそれなりに使われており、そこそこ有効活用されているようにみえる。会員サイトで掲示板が盛り上がっていればそのサイトは有望だ。
WordPressの掲示板プラグインで一番有名なものにbbPressがある。別にこれでなくてもかまわないが、公式だし日本語化されているからとりあえずこれを使う、これを生かす。
しかし、シンプルなはずなのに、これを使いこなしている事例をほとんどみかけない。導入してみたものの、過疎状態、さっぱり使われておらず閉鎖というパターンに陥ることがほとんどだ。bbPressに限ったことではなく掲示板を個人サイトごときが使いこなすのは至難の技なのだ。
そして恐らく、ユーザーだけでなく、サイト運営者も掲示板(bbPress)の使い方をよくわかっていない。だから余計に使いこなせないし未だにCGIのフリー掲示板の方が有効活用されていたりする。偏差値が低い、カンタンだから。
かくいう自分も同じ。bbPressは知っているし使えるが、使いこなせない。
とある会員サイトの仕事で、当然のごとく掲示板(bbPress)を入れて納品したが、使い方で閃いた、発見があった。だからここで忘れないように書いている。
bbPressの最高の使用事例はWordPressのサイトそのものだ。
例えばWooCommerceのサポート掲示板はこんな感じ。
世界中にユーザーがいるから活発に書き込みされている。
これが正しい使い方であり、bbPressの基本であり、正しい運用事例だ。
bbPressはシンプルでデザイン性がないから使えないのではない。しかるべき場所ではしっかり活用されている。
しかしよくみてみると
はWooCommerceの「フォーラム」ではなくWooCommerceの「トピック」だ。
この意味が、違いがわかるだろうか?
bbPressをはじめ、ほぼすべての掲示板は
フォーラム>トピック>書き込みや返信
という構造になっており、WordPress公式サイトでは
フォーラム=プラグインやテーマの名前
だから、各プラグインやテーマの掲示板は最初から「トピック」になっているのだ。
だから、登録、ログインさえしてしまえば、すんなりと使うことが出来る。
みんな、WooCommerceについて質問したい、語りたいのだから。
ここまで書けば十分だが、何がいいたいかといえば
フォーラム>トピック>書き込みや返信
という構造自体は変えられないが、表示するのは「トピック」
からでいい。
多くのケースにおいて、フォーラムのテーマは大体決まっている。
ウィスキーを語る掲示板
だったらフォーラムのテーマはそれだけでよく、トピックとしてユーザーがどんどん書き込めるところに
日本のウィスキーでおすすめは?
スコッチとアイリッシュってどっちが先なの?
バーボンは男の酒
・・・
・・・
・・・
のようにユーザーの話題(トピック)が無限に書き加えられていけばいい。
それを、フォーラムのテーマから
ジャパニーズ
スコッチ
バーボン
なんて固めてしまうと、それをクリックしてさらにトピックを作成して・・・と手間がかかるし、個人サイトレベルでは書き込みがほとんどなく過疎となる。
掲示板の最初のページが
ジャパニーズ
スコッチ
バーボン
いつもこんな風に動きなく固まっているのはよくない。
何も書かれていない、変化がないようにみえる。
ユーザーの書いた様々なトピックが最初から羅列されていた方が動きがあり、盛り上がってる印象を受ける。
だから、規模、意図、方針にもよるが
掲示板は
テーマはひとつ
トピックから表示させて、ユーザー(会員)みんなで書き込みしていく
というのが正解だ。
掲示板の落とし穴のひとつは構造だ。
フォーラム>トピック>書き込みや返信
となっているから、壮大なテーマ(フォーラム)を固めて作ってしまいがちだが、ほとんどは過疎となり盛り上がらない。
しかし反論もあるだろう。
そうおもう人は壮大なテーマ(フォーラム)を作ってみてください。
きっとうまく運営できず、誰も参加せずに燃え尽きます。