そのテーマを見直す時

既存サイトに機能を組み込んだり、私が提供したサイトを自分好みのデザイン(テーマ)に変える時に、日本人だから、使いやすい、好きな、なじみのあるテーマとして日本のテーマを使う場合が多いとおもいますが、注意が必要です。

日本のテーマはブログや会社サイトを作ることを目的としたものが多いので、海外の様々なプラグインに対応していない、というか考慮されていないケースが多いのです。

先日、既存サイトに会員機能、カート機能をつけたいとのことで対応しましたが、既存サイトは日本のテーマ「Swell」でした。

「Swell」で作られたサイトに機能追加するケースが多いので、このテーマは日本で大人気なのでしょう。しかし「Swell」はWooCommerceに対応していません。

swellでECサイトを構築したい

こう書かれています。

先ずSWELLでWooCommerceを使用した場合での回答ですが、専門家がいれば可能です。

制作費用で50万~100万(又は作業やカスタマイズ内容によりもっと)
月々のWPやEC保守で5万円~10万
後はサーバーで他サイトとは一緒に運営しない等を含むセキュリティ対策
常時マルウェアスキャンによる顧客情報漏洩を事前に守る仕組み
などが必要です。

同じく人気のCocoonなども同様の問題を抱えているとおもいます。

なのでクライアントサイトではじめて

を導入することで解決しました。

なぜ日本で大人気のテーマなのに、WooCommerceに対応していないのかといえば、ブログや会社サイトを作ることしか視野に入っていないからです。

なのでWooCommerceに限らず、このサイトで紹介しているような高度でマニアックなプラグインに対応しているかどうかは、運用してみるまでわかりません。なぜなら、このサイトで紹介しているような高度でマニアックなプラグインをテーマの開発者自身も知らない、扱ったことがないだろうからです。

このテーマはMemberPressに対応していますか?
知らないものに対応しているかどうかは開発者自身もわからない。

このようなケースがとても多いので、日本のテーマはやめてください、諦めてください、と言いたいわけではありません。

まずは海外の有名なテーマで動作を検証してから、自分の使いたいテーマに変更しても問題がないか確認してみてください、そういう作り方や進め方をしてみてください。

大抵は問題なく動作するはずです。

しかしテーマやプラグインには相性というものがあり、どんなケースでも100%大丈夫とはいえないのです。

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