お問い合わせフォームは必要ないという記事を書いたので、フォームはいらない、フォームよりもチャットやサポートチケットが良いという考えですが、それでもフォーム機能はウェブ制作において重要度が高いです。
お問い合わせフォーム以外にも、決済フォームやイベント申し込みフォーム、登録フォームなど様々な用途があるので、何か一つ深く使える武器を備えておくのが良いです。
特に会員サイトで、会員ページ内にフォームを設けると、名前やメールアドレス入力が不要になります。(会員なので)メッセージ欄だけでもいいのです。そうすることで様々な用途にフォームが使えるようになったりします。
Contact Form by WPForms – WordPress 用のドラッグ & ドロップフォームビルダー
一番有名、というか宣伝が目立つフォームプラグイン、フォームの作成はドラッグアンドドロップビルダーで出来るので直感的だし、お問い合わせフォームであれば最初からテンプレートが備わっている。フリー版ではお問い合わせの履歴が管理画面に蓄積されない等、様々な制約があるが、有料版にすると途方もない機能追加が出来る。フォームのテンプレートも何百、あるいは千単位であり、それをカスタマイズして自分の用途に合わせていけばいい。フリーと有料でかなり差がある。
今はしらないが、決済フォームも作れるがStripeの機能拡張はあっても日本円がなかった。残念。
Formidable Forms – お問い合わせフォームプラグイン、アンケート、クイズ、支払い、計算フォーム & カスタムフォームビルダー
wpformsと大体同じ感覚、操作方法だ。最近のフォームプラグインは洗練されちゃって、どれも設定や操作方法が似ているのだ。wpformsよりもフリーの範囲で出来ることが多かった気がする。しかしこれも有料版にすることでかなり高度なことまでできるようになる。
Fluent Forms によるクイズ、アンケート、ドラッグ & ドロップ用のお問い合わせフォームプラグイン WordPress フォームビルダーをドロップする
こちらも同じ感覚で使えるフォームプラグインだが、フリーの範囲で履歴が管理画面に蓄積されるので、個人的には一番おススメのフォームプラグインです。有料版ももちろんあり、決済フォームなどが作れる。こちらは日本円の取り扱いがあったような気がします。
Ninja Forms – The Contact Form Builder That Grows With You
こちらも上記と似ている。Fluent Formsの開発元が「WPManageNinja LLC」といいNinja Formsは「Saturday Drive」というところだが、なんでNinjaにこだわるのだろうか。
Contact Form, Survey & Popup Form Plugin for WordPress – ARForms Form Builder
こちらもコンセプトは同じだが、ビジュアルに凝った美しいフォームが作れる。有料版まで視野に入れればありとあらゆるフォームが作れる。
平凡なお問い合わせフォームでこれを使うには大げさすぎる。作ること自体は簡単だが、近所のコンビニに行くのに最高級のポルシェに乗るようなもので、かなり複雑、難解、他のフォームプラグインでは出来ないような高度なものを作る時に扱うべきといえそうだ。
昔は日本人が開発した「Contact Form 7」ばかり有名で今でも膨大なリソース、機能拡張があるがもうほとんど使わないのが実情だ。「MW WP Form」というものも昔よく使った日本人開発のものだがもう開発が止まったようだ。
海外のフォームプラグインの方が、やや重いかもしれないがもはや圧倒的に簡単で多機能で多くの場合、日本語化もされている。(一部だったりする)もはや、上記で紹介したどれかでフォームを作成するのが無難であり簡単だ。
あまりはっきりとしたことが言えないのは、ごく簡単なものに使っているか、有料版含め、かなり高度な機能は、かつては触ったが今は使っていないからです。有料版は多機能すぎて、全てを把握しきれない、どれが一番とは言い切れないからです。
決済機能や登録フォームもこれらでやってしまえと考えていましたが、意外とStripeのオプションがあっても日本円に対応していないというショックな事実があって(今は知らない)深く使うのをやめたからです。
ただし、目的と用途に応じて、再び使い倒す日も来るだろう。
フォームというのは恐らくウェブサイトではかなり大事な部分であり、アイデア次第で様々な用途に使えます。利用者も多い。だから、各社、それがビジネスの中心といえるほど、とても気合をいれている印象です。
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