私みたいに気になったプラグインはなんでも翻訳してデモサイトまで作ってしまうと、毎日各種更新に追われることになります。
WordPressは本当に休み知らずで絶えず更新を続けています。それが地獄とも天国ともいえます。ほぼ地獄ですが、常にアップデートをしていくことで徐々に良くなっていく事だけは間違いないです。
しかし、何でもかんでも更新する前にChange Logを確認することを意識してください。
Change Logとは変更履歴のことで、何がアップデートしたのか、どこが変わったかの記録です。
これが軽微なものだったり、PHPやシステム要件が上がったりするものだったり、大幅なアップデートだったりすると、その前にやることがあったりします。更新で動作が怪しくなることもありえます。
例えばPeepSoの最新バージョンは6.3.10.0だが、Change Logをみると
Improve the license check queries for all plugins.
となっている。
https://www.peepso.com/changelog/
ライセンスチェックをより厳格にする、見直したという意味だとおもわれるが、PeepSoは追加アドオンなどが細分化されており、すべてのバージョンが一致しないだけで動かなくなったりするので、今平和に動作しているのに更新で危うくなるかもしれない、機能の追加や改善でないのであればアップデートしなくていいや、現状のままでいいや
となる。
専用テーマも、ずっと更新を繰り返しているが、バージョンの数字が変わっただけで変更点は何もない状況がずっと続いている。中身は何も変わっていないのに更新し続けるのはナンセンスだ。面倒くさい。
なので6.3.10.0への更新は見送り、6.3.9.0の状態を維持している。次の更新などで違う動きがみえたら更新すればいいのです。
すべてを1から2に更新する必要はなく、1から3に2を飛ばして更新しても何も問題はありません。
なので、Change Logを確認し、自分にとって必要な更新であれば対処する
のが一番です。
WordPressの一番の地獄であり天国は「更新」です。
更新でよくなることもあれば
更新でサイトが壊れた、動かなくなった、おかしくなった
という問題がほぼ全てといえます。
自分にとって必要な更新だけを受け入れましょう。
最終的には更新する(最新状態に保つ)のが正解ですが、常にやらなくてもいいです。
それはWordPress本体の更新でも同じです。
大きなバージョンアップには大抵大きなバグがあります。
それらが改善され、安定してきたら更新すればいいのです。